- 2018.03.30
防犯性をあげるカギ交換
最近ニュースや新聞で、空き巣や強盗など物騒な事件が増えています。いくらしっかり戸締りをしていても身近でそんな事件が起れば不安になるのは当然です。そこで見直したいのが家の防犯対策。中でも侵入を防ぐためのカギは、セキュリティ度の高さが重要です。今回はそんな防犯対策としてのカギについて、いろいろな質問にお答えいたします。
どんなカギがよいでしょうか?
例えばディンプルシリンダーキーやロータリーディスクシリンダーキーなどは構造が複雑で、ピッキングされにくい防犯性に優れたカギです。ディンプルシリンダーは一般的なギザギザの形をしておらず、カギに深さ・大きさの違うくぼみがあります。またリバーシブルで使えるので、差し込みが簡単です。
一方のロータリーディスクシリンダーは、シリンダー内でピンの高さが全て揃うとロッキングバーが内筒におさまり回転する仕組みです。ディンプルシリンダーほど費用がかからないのが特徴です。ほかにも指紋認証式や暗証番号式もおすすめです。
そして補助錠を使って、一つのドア・窓に2つ以上のカギを設置するのも有効的です。さらに内側から玄関チェーンやドアガードを付けておくと防犯性が高まるでしょう。
締め忘れを防止するカギってありますか?
慌てて外出したときに起こりがちな締め忘れ。泥棒や空き巣に入られたら、うっかりでは済みませんね。そんな締め忘れ防止には、施錠回数や状態を、数字やランプで表示してくれる便利なカギがあります。
空き巣被害の約4割が、ドアや窓の締め忘れだったともいわれています。いくら防犯性に優れたカギでも、無施錠では意味がありませんね。上記でいくつかご紹介しましたカギは、当店ではお取り寄せの場合もございます。扉の情報を頂き、お値段や取付ができるかどうかの判断をすることになります。
古いカギって開けやすいの?
構造がシンプルなシリンダーキーなど、古いタイプのカギは簡単にピッキングされる恐れがあります。またひとつのドア・窓にカギが一つだけというのも防犯性が高いとはいえません。
そのほか、ほこりやサビが原因で劣化し古くなったカギも、同じく開けられやすいといえるでしょう。
防犯対策のためにカギを交換するならいつ?
カギの寿命は約10年。しかしお住まいの環境によって異なります。海沿いや大気汚染の多い地域ではカギの劣化が早く、通常より早めの交換がおすすめです。カギの回りがおかしい、差し込みにくくなったら交換時期と考えましょう。